サッカー日本代表
現イタリアセリエA”ACミラン”所属の本田圭佑
名古屋グランパス時代の彼の姿を知る人にとっては、今の本田の目はどう写るのだろう。
インターネット上でもたくさんの話題を集めた、
本田圭佑の目の異常
雑誌やインターネット上で「本田圭佑の目の異常はレーシックの失敗によるもの」と、一時それが真実であるかに伝えられた。その真実に迫るため、本田の手術を執刀した安田医師と、手術を受けた本田圭佑本人の対話の様子をお伝えします。
まず、本田が伝えたかったのは、
「雑誌やネット等の媒体で、自分が受けたレーシックについて間違った認識が蔓延しているので、執刀医の安田氏との対話をお届けすることによって、レーシックについて正しい認識が広まるよう願っている」
実は、
本田の視力はグランパス時代までは視力2.0だった
しかし、海外のホテルなどに泊まることが多く、間接照明が多い中でテレビや本を見たり、パソコンをしていたため、急激に視力が落ちてしまった。
そのためプレイに悪影響が出て、特に本田が得意なボレーシュートなど、動いているボールをダイレクトに蹴る際はミリ単位でボールを捉えなければいけないので悪影響が出ていた。
なにより、
味方の顔でさえボケていた
という。
0.5という視力は、普通の人であれば問題ないが、本田はプロのアスリートであり、特にサッカーは遠くのものを識別しなければいけない。
サッカーの競技場は広く、遠い時には80mは離れているので、敵か味方かを瞬時に見分けることが求められる。しかし、敵と味方のユニフォームなどが似ている時は迷って瞬時の判断が鈍っていた。
ドライアイ
手術後はドライアイが出たので、術後は処方された目薬を使用する回数も多かったが、一年経ってほぼなくなった。
もともと、自分の親族がレーシックを受けていたため、まったく不安はなかった。本田は結構ドライな性格なので、自身の膝と同様、
『悪くなったら手術する』
と、シンプルに考えているようだ。
本田「レーシックをするまでは、コンタクトをしていたが、やはりコンタクトではプレー中の違和感が拭えない。サッカーに対し、ナチュラルな状態でプレーしたかったので、レーシックという決断をした。やはり自分はプロのスポーツ選手。自分は、一般の人にはおおざっぱに思われているかもしれないけど、すごく繊細で、普段から細かい同じことの繰り返しをしている。そんな繊細な世界の中で『目が見えない』というストレスは本当に悪影響で、それを克服し、後悔なんて言葉はまったくない」
と、語った本田。
そして、レーシックを受けた本田は、
左右の視力1.5を保っている。